グランツール九州 the 3rd(2013・Last round) 1st(2011)
西日本新聞 2013.10. 8
▲ページトップ
2011年より距離・期間を縮小し、“グランツール九州”なるサブタイトルをつけて開催されてきた九州一周駅伝、−正式には“高松宮杯西日本各県対抗九州一周駅伝”というらしい−、が華々しい命名後僅か3回の開催のみで廃止される。
思えば、この駅伝の廃止は2011年、いやそれ以前から既定路線であったようだ。
いきなりの廃線を嫌ってステージ制などいかにもウケ狙いの惹句をちりばめながら先ず縮小化し、一般の熱を冷ました後廃止に持込む。
路床を少しずつ剥がしていくというやり方だ。そしてこの連載が西日本新聞の自画自賛なのである。
西日本新聞 2013.10.10
▲ページトップ
この写真でゴールテープを切っている福岡・高橋進は、10KM未満、15KM内外、20KM超えと様々な九州一周駅伝の区間のうち、専ら中距離域を受持ち、26回の出走中25度区間賞を得た(ハズである)スーパーランナーであった。
しかも、区間賞を逃したただの1回は沿道の犬に吠え掛かられペースを乱したのではなかったかと記憶する。
西日本新聞 2013.10.11
▲ページトップ
上掲記事最下行、「後の五輪金メダリストも走った・・・」には即座に該当者が思い浮かばなかった。思考が日本人に限定されてしまったからであるが、ワンジルに思い至り、「後の・・・」と書かれていることに納得。
西日本新聞 2013.10.12
▲ページトップ
前日の記事で行間からワンジルを思い起こしていたところに本人のエピソードが。
ワンジルについては墓碑銘に詳しく。
西日本新聞 2013.10.13
▲ページトップ
高岡はまだ記憶に新しいところだが、“ハンター”早田(記事は高岡のものなので早田の異名には触れてない)というのも久しぶりに聞く懐かしい名前だ。
http://www.ccsnet.ne.jp/~rsin/hayata0306.htm
西日本新聞 2013.10.14
▲ページトップ
西日本新聞 2013.10.16(15日・休刊日)
▲ページトップ
西日本新聞 2013.10.17
▲ページトップ
西日本新聞 2013.10.18
▲ページトップ
西日本新聞 2013.10.19
▲ページトップ
西日本新聞 2013.10.20
▲ページトップ
西日本新聞 2013.10.21
▲ページトップ
西日本新聞 2013.10.22
▲ページトップ
西日本新聞 2013.10.23
▲ページトップ
西日本新聞 2013.10.24
▲ページトップ
西日本新聞 2013.10.26
▲ページトップ
西日本新聞 2013.10.27
▲ページトップ
2013.11. 6 福岡の総合優勝は宮崎のプレゼント 最終日の逆転が実力差であるかの提灯記事は論外

from WEB/nishinippon
11月3日の最終ステージ6区間・83.8 KMを残し3分42秒のリードを保つ宮崎は、体調不良の主力2選手を補欠の稲田淳、瀬戸口賢一郎に入れ替えたということであった(旭化成のメンバーを熟知しているわけではないので、その2人を特定することはできないが、1人は大西智也であろうと思う?)。
この時点でのこのタイム差について福岡・森下総監督は「面白くなった」との談話が載っていたが、これは多分に強がりの弁と受取った(結果を見てしまうと、この選手入替による戦力低下を森下は人一倍大きく読んでいたのかもしれない)。
今大会ここまでの旭化成勢をみるに、これといって際立った選手は見当たらない(区間記録更新の少なさから明らか)ながら、大砲のいない福岡の現状を見れば、渡辺は既に3回の出番を終えていて頼れるのは前田1人という状況であるにも拘らず、エース相手でなくとも前田のアドバンテージは贔屓目に見ても1分程度でしかないと考えたからである。
さて最終日、最初目にした速報では僅差ながら宮崎が先行していた。地元の地元最終日さえステージ優勝も取れないのかと思いつつ、次に経過を知ったのは5区を終え、2分01秒宮崎をリードして前田の最終6区14.5KMを残すのみとなった時点だった。
前田がそつなく、いや鬼神の走りをしても更に1分41秒のリードを積み重ねることは不可能であり、もはや福岡の惜敗が動かしがたい事実となると確信した。
ところが件の宮崎選手交代が裏目となり、“昔の名前”の瀬戸口はなんと区間最下位、しかも区間ブービーから更に1分39秒も遅れるという体たらく(これでは、前田がブービーより僅か3秒速く走ればOKだった)、その前のもう一人の補欠・5区稲田淳も区間7位(9人中)とタイムを落としていて、この交代に関わった4人でもって福岡に総合Vを提供してくれる形となって九州一周駅伝の幕が下ろされたのであった。
思えば、最後の九州一周駅伝・グランツールスタート前、県勢メンバーを見るにつけ、旭化成の主力5・6人と駅伝の距離で肩を並べられるのは僅かに前田和浩しか見当たらない福岡、10/26・選手紹介記事で好調振りが伝えられた渡辺竜二といえども、あくまでも未知数でまともに戦って勝てる相手ではないと思わざるを得なかった。
蓋を開けてみてもやはりオール旭化成は強かった(というより、福岡の“昔の名前”の力が落ち、新人もさしたる兵も見つからず状態か)が、佐藤智之はさすがにもう伸びしろがなく、堀端は相変わらず切れがなさそう、大野龍二は往年の輝きがない、代わりに福岡の竜二は前評判どおり速い、などあって結構いい勝負ができていた。
ただ、延岡入の第6ステージ5区までで7分4秒の差をつけられたときは何処まで落ち込むのかと心配したものであった。 思えばこの後の最終6区でもはや今年の福岡のエース渡辺が調子の上がらない(特に海外ではさっぱりな)堀端に20.2KMで2分15秒差をつけ累計タイム差を戻したことが大きかった。−宮崎敗戦の遠因−
因みにこの区間、渡辺、堀端はそれぞれ60分49秒、63分04秒で走っているが、54回大会のワンジルは57分27秒(もちろん現存する区間記録)というすさまじさであり、いかに日本人が遅いかが判る。
▲ページトップ
西日本新聞 2013.11. 6
▲ページトップ
西日本新聞 2013.11. 7
▲ページトップ
西日本新聞 2013.11. 8
▲ページトップ
西日本新聞 2013.11. 9
▲ページトップ
西日本新聞 2013.11.10
▲ページトップ
西日本新聞 2013.11.12(11日・休刊日−多い)
▲ページトップ
西日本新聞 2013.11.13
▲ページトップ
西日本新聞 2013.11.14
▲ページトップ
西日本新聞 2013.11.15
▲ページトップ
西日本新聞 2013.11.16
▲ページトップ
西日本新聞 2013.11.17
▲ページトップ
西日本新聞 2013.11.18
▲ページトップ
西日本新聞 2013.11.19
▲ページトップ
西日本新聞 2013.11.20
▲ページトップ
西日本新聞 2013.11.21
▲ページトップ
西日本新聞 2013.11.22
▲ページトップ
西日本新聞 2013.11.23
▲ページトップ
西日本新聞 2013.11.24
▲ページトップ
西日本新聞 2013.11.25
▲ページトップ
西日本新聞 2013.11.26
▲ページトップ
西日本新聞 2013.11.27
▲ページトップ
西日本新聞 2013.11.28
▲ページトップ
西日本新聞 2013.11.29
▲ページトップ
西日本新聞 2013.11.30
▲ページトップ
西日本新聞 2013.12. 1
▲ページトップ
西日本新聞 2013.12. 2
▲ページトップ
西日本新聞 2013.12.3
▲ページトップ
西日本新聞 2013.12.4
▲ページトップ
西日本新聞 2013.12.5
▲ページトップ
西日本新聞 2013.12.6
▲ページトップ
西日本新聞 2013.12.7
▲ページトップ
西日本新聞 2013.12.8
▲ページトップ
西日本新聞 2013.12.10(12. 9休刊日)
▲ページトップ
西日本新聞 2013.12.11
ここにある最終日の逆転劇については残念ながら記憶になく、ちらりと記された松田のできに関しても触れられていないので 判らないが、城野は2分37秒マイナス1分31秒、つまり1分06秒早く走ったということになる。
この区間距離・コースの難易度等からこのタイム差は城野・松田の体調がイクオールコンディションであったとしても起りえるものともいえる。
問題は次の6区(最終区)で、1分31秒差を逆転し2分03秒のアドバンテージを得た松尾の走りと、それに対する宮崎の誰某とのタイム差3分34秒は最終日・最終区を任される選手同士の差ではありえない時間であり、名前を伏せて記事にしているところから、宮崎のアンカーは不名誉なブレーキに終わったであろうことが推測される。
▲ページトップ
西日本新聞 2013.12.12
前日に続き今年の福岡の逆転劇について記されている。11月3日・ゴールを報じた記事についても“ちゃちゃ”を入れたが、今回・2013年は4区終了時(ゴールまで2区間を残し)1位宮崎には前日までの累計タイム差3分32秒に更に28秒のアドバンテージを積み上げられ、ビハインドは4分10秒にまで広がっていた。
つまり、この時点での状況は、前日記事、1980年・29回大会の5区終了時(当時の最終日は全7区間であったため、今回同様2区間を残した状況)の2分37秒と較べても十分に諦めざるをえない絶望的な差だったのである。
これを5区の吉川が2分29秒、アンカーの前田が4分15秒、計6分44秒稼ぎだし、結果的に2分34秒差で勝利した。これらのタイム差はブレーキなどのアクシデントでもない限り通常ではありえないことであり、さきの“ちゃちゃ”のとおり、真っ当な記事とはとても言いがたい。
▲ページトップ
西日本新聞 2013.12.13
▲ページトップ
西日本新聞 2013.12.14


▲ページトップ

− 荒牧 千e Aramaki Kazuhide −
http://www.toakes.co.jp/ http://www.toakes.co.jp/q/ http://www.qucc.org/ http://www.i-froufrou.com/
WWW を検索   トークス設計事務所を検索

java script