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スキーW杯ジャンプ女子2013 | |
第1戦 2012年11月24日(土)ノルウェー リレハンメル HS100 優勝 高梨 沙羅 (日本) 2位 サラ・ヘンドリクソン (アメリカ) 3位 アネッタ・サーゲン (ノルウェー) |
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西日本新聞 2013. 1. 6 | ||||
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西日本新聞 2013. 1.15 | |
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西日本新聞 2013. 1.14 |
(番外戦)世界ジュニア選手権 2013年 1月24日(木)チェコ リベレツ HS100 |
西日本新聞 2013. 1.25 |
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西日本新聞 2013. 2.11 |
女子ジャンプの高梨沙羅選手(16)が、ワールドカップ蔵王大会で連勝した。 ソチオリンピック期待の16歳が、完全復活のビッグジャンプを見せた。 9日の強風で、延期となったワールドカップ第11戦。凱旋(がいせん)した地元・札幌で表彰台を逃し、復活を誓う高梨選手は、最初のジャンプで、その不安を吹き払った。 低い姿勢から力強く踏み切ると、K点を軽々と越え、95.5メートルの最長不倒をマーク。ワールドカップで初めて優勝した相性のいいジャンプ台で、復調の兆しをつかんだ高梨選手は、2回目も90メートルを超えるジャンプで圧勝。 今シーズン5勝目を挙げた期待の16歳に、ようやく笑顔が戻った。高梨選手は「わたしは、この(蔵王の)ジャンプ台が好きなので、この台ではきっと直せると思って、ここに入ってきました」と話した。 さらに、その1時間後、ワールドカップ第12戦が行われた。自信を取り戻した高梨選手が、今度は、観客の度肝を抜く、驚異のジャンプを見せた。ぐんぐんと飛距離を伸ばし、102メートルの超ビッグジャンプで、文句なしの優勝。 小さな体で、ふわりと浮き、あまりの飛距離に、着地するのが精いっぱい。 日本で連勝した若きエースが、個人総合のタイトルをぐっと引き寄せた。 高梨選手は「完璧とはいかないですけど、ある程度、満足のいく度合いだったかなと思います。こんなにたくさんの人が応援しに来てくれた中で、2連勝できたことが、すごく自分でも幸せに思います」と話した。 この日の2戦で計4回飛び、すべての回で最長不倒をマークするという完全Vを達成した。 今季12戦6勝とし、ジャンプでは男女を通じ初のW杯個人総合優勝に大きく前進した。W杯6勝は、女子ではフリースタイル・モーグルの上村愛子(北野建設)の5勝を上回り最多、ジャンプ男子の葛西紀明(土屋ホーム)とノルディック複合の荻原健司に並ぶ日本人のシーズン最多勝。 【FNNニュース】 |
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西日本新聞 2013. 2.17 |
記事を拡大する 2011-2012W杯結果 2012-2013W杯結果 |
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西日本新聞 2013. 2.18 |
記事を拡大する 西日本新聞 2013. 2.18(夕)
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ジャンプ選手というより日本の女子アスリートとして、今や敵なしの勢いで世界を突っ走る高梨沙羅選手(グレート・マウンテン・インターナショナルスクール)。 その強さについては、ジャンプ関係者の誰もが認めるところ。 152cmの小さな体を逆に武器に、アプローチでの低い姿勢で風の抵抗を最小限に抑え、その勢いで一気にカンテを飛び出す。 そして空中では無駄な動きをせず、風をとらえて飛距離を伸ばす。 時には飛距離が出すぎて、課題のテレマーク姿勢をとれないこともあるが、その圧倒的な距離の差はライバルにとって強烈なプレッシャーを与える。 ワールドカップ総合優勝を決めた17日の大会では、1本目、2本目ともただ一人ゲートを下げても、スピードは3位に入ったサラ・ヘンドリクソンと比較してもほとんど同じ。 飛距離も1本目2位に2m、2本目4mという大差をつけており、これには各国の選手、コーチもお手上げ状態だった。 高梨選手の強さの秘密はこれだけではない。それは対応能力の高さにある。 札幌大会では強風の影響で、2戦とも満足な結果を残すことができなかった。「何かが狂っている」と蔵王へ移動するまでの2~3日のトレーニングで調整、ご存じのように蔵王ではあっさり連勝してしまった。 また、新しいジャンプ台でもきっちり結果を残しており、数本の公式トレーニングで克服してしまう。 非凡な才能とたゆまぬ努力で高梨選手の快進撃はさらに加速しそうだ。 (財団法人 全日本スキー連盟ページ)
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スキージャンプ女子の高梨沙羅選手が17日、スロベニアで行われたワールドカップ個人の第14戦で優勝して今シーズン8勝目を挙げ、ワールドカップ総合優勝を果たした。ジャンプのワールドカップで日本選手が総合優勝したのは、男女を通じて高梨選手が初めてで、高梨選手は16歳4か月でワールドカップ史上最年少での優勝となった。 高梨選手は今シーズン、ここまで13戦で7勝を挙げてワールドカップの総合トップを走り、17日、スロベニアで第14戦に挑んだ。 高梨選手は1回目、89メートル50を飛んでトップに立つと、2回目は92メートルを飛んで優勝し、今シーズン8勝目を挙げた。 高梨選手は、ワールドカップの総合得点を1137点に伸ばし、2位につける昨シーズンのチャンピオン、アメリカのサラ・ヘンドリクソン選手に290点の大差をつけて、2試合を残して総合優勝を決めた。 ジャンプのワールドカップで日本選手が総合優勝するのは、男女を通じて高梨選手が初めてで、高梨選手は16歳4か月でワールドカップ史上最年少での優勝となった。スキーの種目別でのワールドカップ総合優勝は、ノルディック複合の荻原健司選手や、フリースタイルモーグル女子の上村愛子選手など、日本選手で7人目となる。高梨選手は、ワールドカップの総合優勝が決まったことを試合のあとのインタビューで初めて知って驚いた様子を見せ、「もう決まったんですか。総合優勝できるかどうかはあまり考えていなかったのでびっくりしました。1回目のジャンプは課題だった着地の姿勢がしっかり決まってよかったです」と振り返った。そのうえで、総合優勝できた理由について、「地道にトレーニングしてきた成果もありますが、日本チームの支えが大きいです。家族より長い時間一緒にいて、生活面や精神面でとても助けられました」と話した。さらに、このあとイタリアで開かれる世界選手権に向けては、「きょうできたことをしっかりイタリアに持っていけたらいいなと思います。結果にとらわれず、自分のジャンプをして楽しく飛びたいです」と抱負を話していた。 高梨選手 総合優勝への軌跡 高梨選手は、北海道上川町出身の16歳。 去年、上川町の中学校を卒業したあと、現在は北海道旭川市にあるインターナショナルスクールに在籍している。ジャンプ女子のワールドカップが始まった昨シーズン、高梨選手は優勝1回、2位が6回で合わせて7回表彰台に上がり、総合成績は3位。総合優勝は、2歳年上のライバル、アメリカのサラ・ヘンドリクソン選手。 今シーズンに入ると、高梨選手は11月の個人の開幕戦で、ヘンドリクソン選手を抑えて優勝。このあと、来年オリンピックが行われるロシアのソチでの2試合は2位と3位に終わったが、第4戦と第5戦を連勝、第8戦でも優勝して、地元・日本で行われる4連戦を迎えた。ところが、札幌市での2試合は12位と5位で、今シーズン初めて2試合連続で表彰台を逃した。しかし、続いて山形市の蔵王で今月10日に2試合行われた大会は、圧倒的な強さで2連勝して札幌大会の雪辱を果たし、前日の第13戦も制して総合優勝に向けて大きく前進していた。 高梨選手の強みは 高梨選手が遠くに飛べる理由は、いくつかある。 まずは、「スムーズな踏み切り」。時速90キロにもなる助走のスピードを最大限に生かし、タイミングよく、力強い踏み切りができることが最大の理由。また、修正能力の高さも理由の1つ。 ジャンプのスーツはシーズン前、より密着したものにルールが変わり、浮力を得にくくなった。スーツの変更で、高梨選手はシーズン前、空中でのバランスを崩し、苦しんだという。しかし、改善点をジャンプする前の助走に見いだし、助走の姿勢を安定させる努力を重ねたことで、空中でのバランスを取り戻し、第1戦でいきなり優勝を果たした。 また、今シーズン初めて2試合連続で表彰台を逃した札幌大会のあとは、助走でのひざの微妙な開きを1週間で修正し、その後の蔵王大会の2連勝に結び付けた。遠くに飛べる理由について、高梨選手は、「もっと遠くに飛びたい、遠くに飛んだらどうなるんだろうという気持ちではないかと思います。 こう飛べばこうなるといったように大体イメージができるんです」と話していて、「好奇心」の強さと「想像力」の豊かさを挙げている。 (NHKページ)
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(番外戦)ノルディックスキー世界選手権 2013年 2月22日(木)イタリア バルディフィエメ HS106 |
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サラ・ヘンドリクソンが最長不倒で金、高梨沙羅2.7点差で銀。 優勝 サラ・ヘンドリクソン (アメリカ) 2位 高梨 沙羅 (日本) (日本) 3位 ジャクリーン・ザイフリーズバーガー (オーストリア) 前に、沙羅W杯総合優勝、そして五輪金への期待に対する危惧として、サラの復調後(不完全な体調の中しぶとく2位を堅持し続ける実力をみて)の脅威を書いた が、まさしくこの世界選手権におけるヘンドリクソンの強さは、今季W杯チャンピオンの沙羅を完全に上回るものであった。 ※右のとおり、両“さら”の板の長さはまだほぼ同じというかむしろ沙羅のほうがやや長そうである。サラが体重を戻してツール面で優位を得るとなればさらに脅威は増す。 |
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− 荒牧 千e Aramaki Kazuhide −
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