外来語120語の理解度 |
ベスト30 |
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順位 |
外 来 語 |
語 義 |
1 |
ストレス |
肉体的、精神的な緊張や圧迫 |
2 |
リサイクル |
資源の再利用、再生 |
3 |
ボランティア |
自発的に奉仕活動をする人 |
4 |
テーマ |
主題、題目 |
5 |
レクリエーション |
休養、娯楽 |
6 |
サンプル |
見本、標本、試供品 |
7 |
リーダーシップ |
統率力、指導力 |
8 |
スタッフ |
職員、幹部、映画などの出演者以外の関係者 |
9 |
フルタイム |
常勤の、専任の |
10 |
ホームページ |
ワールド・ワイド・ウェブから提供される情報の表紙に当たるページ |
11 |
キャンペーン |
選挙運動、宣伝活動 |
12 |
リフレッシュ |
気分を一新する |
13 |
インターネット |
ネットワークが相互に接続された世界規模の通信網 |
14 |
プロジェクト |
計画、企画、開発事業 |
15 |
ドキュメント |
文書、記録、証書 |
16 |
ピーク |
最高潮に達する点、頂点 |
17 |
パフォーマンス |
実行、功績、公演、人前での表現行為 |
18 |
ケア |
手当て、世話、保護、介護 |
19 |
コスト |
値段、費用、原価、経費 |
20 |
ホワイトカラー |
事務系労働者 |
21 |
コーディネート |
調整すること |
22 |
カウンセリング |
面接相談 |
23 |
バリアフリー |
体の不自由な人も障害がなく活動できるような生活環境 |
24 |
ヒアリング |
訊くこと、聞き取り、公聴会 |
25 |
リスク |
危険、危険度 |
26 |
バックアップ |
後援、支援、データ破壊に備えコピーを作っておくこと |
27 |
ライフスタイル |
行動様式・価値観も含む生活様式 |
28 |
ミスマッチ |
不適当な組み合わせ |
29 |
ノウハウ |
技術情報、秘訣 |
30 |
セキュリティー |
防犯、安全保障 |
外来語120語の理解度 |
ワースト30 |
|
順位 |
外 来 語 |
語 義 |
91 |
アプリケーション |
申し込み、適用、ソフトウェア |
92 |
オピニオン |
意見、世論 |
93 |
ケーススタディー |
事例研究 |
94 |
コラボレーション |
合作、提携、協調主題、題目 |
95 |
アセスメント |
査定、評価 |
96 |
インターンシップ |
学生の就職体験制度 |
97 |
グランドデザイン |
国家的規模の都市整備など壮大な計画 |
98 |
キャピタルゲイン |
資本収益 |
99 |
フレームワーク |
枠組み、体制 |
100 |
イノベーション |
技術革新、刷新 |
101 |
キャッチアップ |
追いつく |
102 |
スケールメリット |
規模の大きさに伴う利益 |
103 |
ノーマライゼーション
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正常化、健常者と障害者とが隔てなく一緒に暮らす社会にすること |
104 |
サマリー |
要約、まとめ |
105 |
モラトリアム |
猶予、債務の返済期日を延期すること |
106 |
モラルハザード |
道徳的危険、道徳的節度を失って行動すること |
107 |
インセンティブ |
誘因、刺激、動機 |
108 |
スキーム |
公的な計画、枠組み |
109 |
ジェンダー |
社会、文化面の性差 |
110 |
デジタルアーカイブ |
資料をデジタル情報にして保管すること |
111 |
バックオフィス |
後方で事務処理や管理業務を行う二次的部門 |
112 |
ガバナンス |
支配、社会的統括 |
113 |
リテラシー |
読み書きの能力、識字力 |
114 |
トレーサビリティー |
生産流通の履歴を管理し追跡できる仕組み |
115 |
エンパワーメント |
権限の付与、問題解決の主体となる力をつけること |
116 |
メセナ |
企業などによる芸術、科学、文芸の擁護、援助 |
117 |
タスクフォース |
特定任務を遂行するために編成された部隊、企業開発班 |
118 |
コンソーシアム |
企業共同体、発展途上国への援助方式の一つ |
119 |
エンフォースメント |
法律などの実施、知的財産保護のための権利執行手続き |
120 |
インキュベーション |
企業支援、育成 |
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文化庁が19日公表した日本語に関する調査で、外来語120語のうち「ストレス」が認知率、理解率、使用率のすべてで一位となり厳しい社会情勢を映すような結果となった。
ストレスを「見聞きしたことがある」という認知率は97%、「意味が分かる」と答えた理解率は93%、「使ったことがある」という使用率は91%、いずれも90%を超えた。
「リサイクル」「ボランティア」も、それぞれ認知率、理解率が90%を超えた。 理解率が低かったのは、「抱卵、ふ化」の原義から主に企業支援の意味で使われる「インキュベーション」(3%)、法律などの実施を示す「エンフォースメント」(3%)など。
調査では外来語の使用を「好ましくない」とした人が37%と、「好ましい」(16%)の倍以上に達し、理由として「日本語本来の良さが失われる」「体裁の良さだけを追っているようだから」などを挙げた。
難解な外来語は官庁で使われるこどが多く、文化庁は「他省庁にも分かりやすい言薬への言い換えを繰リ返し要請している」という、しかし最近、文科省がまとめたパソフレツト「教育の構造改革」にも「フォローアップ」「知的クラスター」「リカレント教育」など難解語が並び、徹底はおぼつかないのが実情だ。 |
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