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IQは鍛えないと20〜30下がる 今日からできる脳の若返り法!

若さを取り戻したい−。だれもがそう願う。いまや女性誌は「アンチエイジング(若返り)」の大合唱だが、本当に大事なのはお肌の問題などではない。脳の若返りだ。 「脳は筋肉と同じ。だから、毎日ダンベルで鍛える必要があるのです」第三北品川病院(東京都品川区)の築山節院長(脳神経外科)は警告する。 最近、30〜40代の働き盛り世代が、ひどい物忘れで同病院を訪れる例が増えているという。20代の患者も、週にー人は来るというから驚きである。 どうやら一因はIT化。文書を書くにも手を動かすことが脳を刺激する。脳は、「楽な仕事をさせると休む」というのだ。 ▽取引先の名前が思い出せない▽用件を聞いたそばから忘れてしまう▽新しいアイデアが浮かばない−。 こんな状態を放置すると、IQが一気に20〜30低下してしまうこともあるという。ちなみに成人の平均は100〜120である。 症状が悪化してリストラされたと訴える患者さんもいたというから笑えない。「記憶力」「集中力」「創造力」は、いわば仕事がデキる人聞の「三種の神器」。 景気が良いころなら、いざ知らず、今は脳の老化が生活不安に直結する時代なのだ。
築山院長は、だからこそ若返りに挑むチャンスととらえるべきだと主張する。 そこで、築山院長が長年治療で実践している方法をもとに、手軽にできる「脳の若返り法」を紹介する。一つ目は、新聞記事の書き写し。 トピツクが多様で適度に難しいので、朝日新聞の「天声人語」が最適だという。「▼」などの記号も含めて、一言一句正確に綴る。平均的な人で、1回20分程度かかるという。 毎日続けるのが理想だが、週にー回でもいい。声に出して読むと、さらに効果が高い。ただし白分勝手に読まず、人に読んで聞かせるように。 字面を黙って目で追っているだけでは、頭には入っていかない。書いたり読んだりという能動的な作業で、確実に脳を働かせるのが重要だ。 世の中を理解することで、気持ちも若々しさを保てる。二つ目は、歩くこと。1日30分が目安だ。 ただし早足で下向き加減に歩かず、まわりの景色に目をやりながら、「ダラダラ歩く」(築山院長)のがコツだ。 「木の葉が色づいたな」「駅前の看板が変わったな」と観察しながら歩く。周囲に関心を配れば変化に気づき、脳が刺激される。この二つだけでも、大きな効果が見込めるそうだ。 健康な人でも、理解力や集中力が増し、脳が活性化される。次は食べ物だ。脳の若返りに効く栄養素は、ビタミンCとE。脳細胞の酸化を防いでくれる。 DHA(ドコサヘキサエン酸)を含む魚も、頭の働きをよくする。また記憶力の向上にはイチョウ葉エキスも効果があるという。 最後に「アンチエイジング先進国」の米国からの情報である。 タフツ大学(マサチューセッツ州)の研究チームは、ネズミを使った実験で、ブルーベリーが脳の老化を遅らせ、記憶力を向上させることを突き止めた。 ブルーベリーのもつ抗酸化作用で、新たな脳細胞が作られる可能性があるという。現在、人間を対象にした調査が進行中だ。 ウォールストリート・ジヤーナル紙(アジア版)によれば、「明るい期待が持てる」という。調査緒果に要注目だ。
原賀真紀子

週刊朝日 2003.1.17

− 荒牧 千e Aramaki Kazuhide −
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