
(上記のテキスト)
ある鉄道ファンは「十年に一度あるかないかですから!」と力強く宣言した。
興奮には訳がある。昭和48年に現役を引退し、伊勢崎市の華蔵寺公園で余生を送っていた蒸気機関車のC61型20号機が、来春の現役復帰をめざしJRの工場で修理を受けることになったのだ。C61は三つに分解され、公園から大宮の工場まで約100キロの距離を輸送される。これはマニア垂涎のイベントらしい。
C61を積んだトレーラーが動き出したのは20日の午前2時半。深夜にもかかわらず、待ち構えていたファンの車、8台が後を追って走る。
巨大なトレーラーの時速は40キロほどだが、迫力は十分。剥きだしのC61が一般道を進んでいく違和感は相当なものだ。
約2時間後、大宮の工場に到着すると、そこにはすでに数十人が待ち構えていたのだった。さすが・・・・。
ちなみにこの輸送、積載物ファン(大型トレーラーが大型重機を運ぶ姿愛好家)にとってもお宝イベントだと、ある大学生が熱く語ってくれた。いろいろな楽しみ方があるようで・・・・。 撮影 酒井 透
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