週刊文春 2011. 3.31
よく聴く落語に挙げられているとおり「初天神」は確かによく高座にもかかるが、個人的にはがっかりする演目である。 ほかに「真田小僧」や稽古の基礎演目らしき「寿限無」なども子供がいかにも昔の類型的に過ぎて、いくら知ってる話をまた聴くのが落語の文化といってあまりにもひねりがなく繰り返しに耐えられない。
因みに一番好みの噺は8代目三笑亭可楽の「らくだ」で、「ひとが優しく言って・・・(いるうちに行かねぇと)」(すぐにかぶせて)「行ってきます」の繰り返し、滑舌のいいとは言いかねながらの江戸っ子調が何度聴いてもいいものであった。


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週刊文春 2005.10.13
ここで堀井はことさら注釈を入れてないが、今回のタイトル「えー、・・・・とオいうものわア」は、志ん生の口述をできるだけ発音に近く筆記したものである。
ちょうどこの頃教育TVで志ん生を取上げた番組が流されており、そのサブタイトルが「人間とオいうものわア」といったものだった記憶がある。間違いなければ、堀井もそれに掛けて本タイトルを採ったものであろうと推察する。間違いない!
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− 荒牧 千e Aramaki Kazuhide −
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