2022.11.30


「最後はやっぱり村山謙太」と言われるために 福岡国際マラソンは、
結果で見せる
 


 今回の「M高史の陸上まるかじり」は村山謙太選手(旭化成)のお話です。駒澤大学時代は日本インカレ優勝、全日本大学駅伝4連覇、ハーフマラソン日本人学生最高記録(当時)などの活躍。旭化成に 入社後も、2015年世界陸上に10000mで出場しました。今年11月の東京レガシーハーフで日本人トップ。12月4日の福岡国際マラソンで9度目のマラソンに挑む村山謙太選手に、取材しました。


 東京レガシーハーフで外国人選手の集団に挑み、ラストで先着して日本人トップでフィニッシュ。マラソンで飛躍し、輝くために、低酸素トレーニングを本格的に取り入れるなど、取り組みも変えています。「(次戦の)福岡国際マラソンが楽しみです。結果で見せたいです。やっぱり最終的には村山謙太だったと、記憶にも残る選手になりたいです。30歳からあと競技を何年続けられるかわかりませんが、2025年の東京世界陸上が自分の競技の集大成のつもりで、臨んでいく3年間にしたいです」


 競技以外では明るく、ニコニコと笑顔がまぶしい好青年も「まだまだこのままでは終われない」「自分の実力はこんなものではない」と内に秘める闘志はメラメラと燃えています。現状を打破し、記憶に残る選手を目指して村山謙太選手は挑み続けます。


 この目論見はまたしても思い通りにいかなかったことは、〝格落ち〟した福岡国際マラソンの結果を見ればわかるとおりである。
 意気込みと落胆、約3年前の2020.1.18 WEB記事-3月の東京マラソン(MGCへの最後のチャンス)への挑戦に意気込む同選手-の完全複写なのだから。 marathon_tokyo.html


〝格落ち〟した福岡国際マラソンとは。
  本来、福岡国際マラソンは昨年を最後として、大会の幕を降ろすというのが決定事項となっていた。
  それがどういうわけか、無理から続けたい輩が居たらしく急遽2022年には〝とにかく〟また開催のはこび
  となった。したがって、2023年以降は甚だ不透明な、つまり「権威」面からすると〝格落ち〟と。




福岡国際マラソン2022を前に記者会見をする村山謙太=2日、福岡




- 荒牧 千琇 Aramaki Kazuhide -
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