美女は、7/7/2017 からお休みです。
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ランドルフ・スコット、烙印・ネブラスカ魂などシェーン以外のアラン・ラッドなどに懐かしさを覚える身として数枚購入した廉価版DVD中の一枚としてこの「平原児」を観てみた。
映画・「平原児」については、“(背中を撃たれて死んだばかりのビル・ヒコックにキスして)「お前さん、もう老けないね」というカラミティ・ジェーン最後の科白が泣かせる。”という評論?を読んだ記憶がずっとあった。
それを読んだのは劇場公開のものを観たあと(どのくらい後であったかが分からないし、読んだ時期も覚えていないほどの昔である)だったことは確かなのに、その最後の科白についてはまったく飛んでしまっていたが、読んでからというもの、“そうだったんだ”と、いい科白だと思い続けていた。
最後の科白ははたして? スーパーインポーズでは「拭かないのね」で、生前キスされては手の甲で唇を拭っていた仕草ができないのを寂しく微笑んで返したジーン・アーサーの呟きだった。
劇中何度かキスしてはいつも拭われるシーンの対比として、ちゃんとオチのついた泣かせる科白だった。
もしかしたら、記憶していた評論の科白は記憶違いだったんだろうか、そんな評論自体を読んだというのも思い違いだったんだろうか、疑問は残った。
何日か経ったある日、“もう老けない”と“もう拭かない”は日本語にすると、聞き違える可能性のあることに気づいた!。
しかしおかしい、この科白はどちらもスーパーで表されたものであって、吹き替えでしゃべられたものではないのだから、これを取り違える云々というのはテンからおかしいのだ、でも、なんとも不思議な“符合”ではなかろうか。
「平原児」について書かれているWEB、http://www2u.biglobe.ne.jp/~gogh0808/VivaWestern/12066650390625.html などを見ても記憶を補強するようなコメントは当然のように、無く、疑問はそのまま残り続けることになった。(オフライン用⇒クリック)
同URLのなかには、 「カスター将軍・第七騎兵隊の全滅という史実を、捕らわれたインディアンに自慢げにべらべらとしゃべらせるだけですましてしまうあつかましい脚本」というコメントも。 さらに、 「そのおしゃべりインディアンが、無名の頃のアンソニー・クイン」ともあり、また見直してみても、彩色を施されていない素顔で出ているにも拘らず、予備知識のないまま観てしまうとアンソニー・クインと判別しがたいほど若く、このコメントを読む前に観た際にはあっさりスルーしてしまっていた。
改めてタイトルロールを確認すると、リンカーン役者などのあと10番目にちゃんと、A Cyeyenne Indian:Anthony Quinn(シャイアン族ってこう書くのかと始めて認識)とリストされていた。
「平原児」のストーリーではバッファロー・ビル・コーディ(B.B)が妻の感化でホテル経営を考えている設定になっているが実際は、B.B は後に“ワイルド・ウエスト・ショー(W.W.S)”というショーを立ち上げている(*1)。
W.W.S とは、ガンプレイや駅馬車襲撃などの実演ショーで、アパッチ族・ジェロニモ(*2)と並んで、最もよく知られたスー族インディアン、シッティング・ブルも出演して大成功を収め、アメリカ東部にとどまらず、ヨーロッパにまで巡業を行ったということである。

(*1) Wikipediaで、W.B、B.B の項を見て書いているが、W.W.Sの始まりが両項で7年前後の開きがあり、B.B項ではW.B の死(1876
年)後の1880年頃、W.B 項では W.B 本人もこのショーに参加したりしたことになっている。
(*2) 因みにジェロニモ、シッティング・ブルはよく酋長のごとく呼称されているが、いずれも酋長ではないという。 両者には劣るもの
の、これまた有名なコチーズはアパッチ一族の酋長だそうである。

それにつけても、 西部劇ではないが、エロール・フリン、コーネル・ワイルドの剣戟ものが観たいのだがなかなかない。
もっと観たいのに観られない映画は「星のない男」。

「星のない男」(原題:MAN WITHOUT A STAR)は今最も観たい映画だが、DVDなし(以前WEBに英語版と思える中古品の在庫が確か4,000円くらいの金額で出品されていたのを見た記憶があるが)。
「主人公、デンプシー・レイはガンプレイの練習中に拳銃が顔に当たったことがあり、前歯が欠けている設定」と、むかし読んだ雑誌「GUN」に書かれていた記憶があるが、この映画においてカーク・ダグラスの前歯の異常は思い出せない。


※「GUN」の当該ページを見つけ出した。⇒ 前歯の欠けたカーク・ダグラス 亜流のガンプレイ

− 荒牧 千e Aramaki Kazuhide −
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